ナイトスクープ30周年ベスト10を見て

先日、探偵ナイトスクープ30周年ベスト10が発表されていた。


第1位「23年間会話のない夫婦」
第2位「謎の爆発卵」
第3位「謎の巨大シジミを食べたい」
第4位「マネキンと結婚したい!?」
第5位「ゾンビを待つ3姉弟
第6位「レイテ島からのハガキ」
第7位「超大作!アホバカ分布図!」
第8位「電車より速い!? 大和川下りで通勤」
第9位「泥酔する父親に悩む家族」
第10位「ガォーさんが来るぞ!」

 

人によって意見が分かれるだろうなあ。


僕なら2、3位を1、2位にして、3位に「おじいちゃんはルー大柴」。これが入らないとは。

4位は「おっさんと少年の友情」、会話のない夫婦が5位。

6位にマネキン、7、8、9位はそのまま、10位は「伝統の北溟サーキット」。

子どもネタは確かに面白いけど、予想外の面白さを予想できるので、あえて外す。

強弱はあれど、基本的に笑い、感動、良くも悪くも非常識、くだらなさの4つで成り立っているので、どれを重視するかで評価が分かれるかな。

「ラインバックは死んだのか」とか初期の名作が入らないのが寂しい限り。

「出前の早い店」とか、阪大教授の怪しげな曲とか、ヤクルト飯田の話とか、名作が多すぎて絞り切れない。

ロボットのような同僚

アンケート調査の自由回答欄のコメントを実名で掲載していいかの確認の電話を同僚がかけているのを聞いていたら、「載せていいですか?」というあいまいな聞き方をしていたので、「もう一度名前を載せていいか確認したほうがいい」とアドバイスした。

確認する理由が分からないまま、「『載せていいですか』と聞いてください」と上司に言われたので、「載せていいですか?」と聞いていたらしい。

僕なら「どうしてこんな作業が必要なんだろう?」とまず考え、それでもわからない時には誰かに聞くけど、全ての仕事をロボットのように、言われたことを言われたままにこなす同僚にはそういう発想がないらしい。

これからAIやロボットが進化すると、それらに取って代わられる人は必要なくなる。そうではなく、自発的に疑問を持ったり、何かを生み出したりできる人材を育てる。それが新学習指導要領の狙いであり、今後の教育のあり方だろう。さて、思惑通りに行くかどうか。

大阪城の桜

今週のお題「お花見」

 

 先週の日曜日、高校時代の同級生と花見をした。数年ぶりに会ったこともあり、日本酒を飲みながら、近況や思い出話に花を咲かせた。
 心地よく酔ったころ、1人がふわっと舞い散る花びらを手にして懐かしそうに、「入学式の桜、覚えてるか」とつぶやいた。僕は猪口の日本酒をくいっと飲み干し、頭上の満開の桜を見つめながら、「もちろん。あれは忘れられん」と答えた。
 大阪城の目の前にあった学校。校門から階段を上がったところにある2階の入り口から見ると、まるで城がピンク色の海に沈んでしまいそうなほどの満開の桜。新しい制服を着て初めて学校に来て、高校ってどんなところだろうと少し不安だった僕らの背中を押してくれるような、勇気づけてくれるような光景は今でも忘れられない。
 片づけをして帰るとき、幹に手を当て、心の中でこうお礼を言った。「今年も立派な花と素晴らしい思い出をありがとう。来年もよろしく」。すると、突然少し強い風が吹き、僕の体にたくさんの花びらが降りかかった。「来年も期待してくれよ」という返事だったと僕は信じている。

父との最後の会話

 独り言。来週末、大阪の実家で父の3回忌法要です。早いなあ。最後に言葉を交わした日の朝のことを今でも思い出す。
 いつもなら実家のリビングで「また来るわ」「気いつけてな」と言って別れるのに、父はこの日、おぼつかない足で立って、玄関で待っていた。ドアを開けて、「ほなまた来るわ」と言いながら振り返る。「またな」と言ってほしいと願いながら。父はこれまで見たことのない、柔和というか、何かを悟ったような表情で、「後は任せたで」と一言。
 主治医からの余命宣告を伝えてはいなかったけど、覚悟をしていたんだなあ。生きて会うことはもうないんだろうなあと思いながら、言葉にならないままドアを閉めた。
 後日、父の会社にあいさつに行った。親しかった社員の方曰く、「君のお父さんはいつも厳しい仕事を任された。若い人を積極的に起用した。失敗しても部下のせいにせず、必ず真っ先に頭を下げに行った。だから通夜・告別式であれだけの数の若手社員が自主的に手伝っていた」。仕事人間だった父への最大の褒め言葉。

サントリーのカクテルバー、復活

 懐かしい商品の復活。サントリースピリッツが4月3日に発売した「ザ・カクテルバー・プロフェッショナル」だ。

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 1993年に発売され、1990年代には拡大を続けるRTD市場の有名ブランドとして一定のシェアを確保したが、2000年代に入ると低価格化路線の影響を受け、シェアはほぼゼロに。もともと低アルコール分で甘くて飲みやすいことが売りだったが、2009年の「ほろよい」の登場で「チューハイのカクテル化」が進み、忘れられた存在に。

 RTDは社会を敏感に反映する酒類。ここで再び登場してきたのは、「安く酔いたい」ことを求める層が増える一方で、クラフトビールのブームのように、「高くてもおいしいものを飲みたい」という層も増えていることなどを受けてのことだろう。ウイスキーに代表されるように、ブレンド技術に長けた同社。本格的な味を、自宅で手軽にのんびり飲むにはぴったりの商品かも。

はじめまして

はじめまして。

現在は教育関係の新聞記者をしています。

割と変な経歴で業界を渡り歩いてきました。

その辺はおいおい説明していきます。

仕事とは別に、思うことを書いていこうかと思います。

ネタは日々のニュース、ジャーナリズム、教育、酒、酒場、グルメ、旅行、温泉、鉄道、スポーツ、野球など。

お付き合いいただければ嬉しいです。